博士論文公聴会を終えました
博士論文 “Observational Studies of Photonuclear Reactions Triggered by Lightning Discharges” (雷放電による光核反応の観測的研究) を昨年12月19日に提出し、本日の博士論文公聴会にて博士号を取得できる見込みとなりました。
本博士論文では2017年11月にNatureより出版された “Photonuclear Reactions Triggered by Lightning Discharge” の内容を元に雷放電による光核反応の発生を証明し、さらにモンテカルロ・シミュレーションによってモデル化を行い、観測データとの比較から、光核反応やその元となった地球ガンマ線フラッシュの定量評価を行いました。博士論文は1年の猶予期間を経て、2021年3月頃に東京大学の学術リポジトリにて公開される予定です。それまでにご覧になりたい方は、和田まで直接ご連絡ください。