共著論文がJGR Atmospheresに受理されました

榎戸極限自然現象理研白眉研究チームの特任研究員 Gabriel Sousa Dinizを筆頭著者とする論文「Generation possibility of gamma‐ray glows induced by photonuclear reactions」がJGR Atmospheresに受理されました。速報版が公開されています。

本論文ではTGFの光核反応によって生成されたMeVのエネルギーをもつ陽電子が、雷雲内の強電場で種電子となり、新たなロングバーストを作り出すのではないかという理論予想論文です。私は第3著者として議論に参加しました。筆頭著者のGabrielは新型コロナウイルスの影響で日本入国が出来ず、母国での在宅勤務を継続していますが、同じチームとして成果を作り出すことができ、大変嬉しく思います。