主著論文がJGR Atmospheresに掲載されました

19本目の主著論文“Rapid Recharge and Descent of Thundercloud Core Producing Gamma‐Ray Glow”がアメリカ地球物理学連合の専門誌JGR Atmospheresに掲載されました。この論文では雷雲から放出される高エネルギー大気現象であるガンマ線グローを、4台の放射線検出器で追跡した結果を報告しています。これまでガンマ線グローは雷雲の移動とともにその放射域も移動すると考えられていましたが、今回の結果ではガンマ線の明るさがダイナミックに変化し、雲内の降水粒子の落下に伴って電場領域が発達しながら移動している可能性が示唆されました。これはガンマ線による雷雲の観測によって、雲雷の帯電メカニズムを従来とは異なる方法で観測できる可能性を示したものです。